たかく とびたて 女の子
2021年9月14日
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タイトルたかく とびたて 女の子
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原題Cuando las niñas vuelan alto
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発行年2020年
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出版社汐文社
スペインのジェンダー絵本『たかく とびたて 女の子』を、汐文社さんから刊行しました。
あらすじ
パイロット、作家、バイオリニスト、それぞれの夢をもった3人の女の子。ヤルキさんがくれた、きれいなつばさをもっています。ところが、そこに悪の軍団があらわれます。「ソレハムリ」、「ガイケンビジン」、「カタハメ」…自分でも知らないうちに、空なんて飛べないとあきらめてしまいます。でも、小さなきっかけで、大切なことに気づくのです。どうか夢をあきらめないで。だれでもみんな、つばさをひろげれば、空たかくとんでいけるのだから。(汐文社 内容紹介より)
作者について
ラケル・ディアス・レゲーラ(Raquel Diaz Reguera)
スペインのセビーリャ出身イラストレーター。文章や絵をかくほかに、歌手、作詞・作曲など音楽活動にも携わる。セビーリャ大学でグラフィックデザイン、デジタルイラストレーションを学ぶ。現在まで約30タイトルの本を手がけ、そのうち絵本作家としては15タイトル以上の作品を出版している。本書は2017年にスペインで児童・ジュブナイル向け絵本ベストセレクション16に選ばれている。
お話のいちぶ
彼女たちは3人だけど、ひょっとしたら10人、100人、それとも1人?いえいえ、この地球上にいるすべての女の子かもしれません・・・。
アナは、世界一のパイロットになるのが夢です。マリーはバイオリン弾き、ヒメナは作家になりたいと思っています。彼女たちには、つばさがついています。つばさは目にはみえません。けれど、かなえたい夢がある人には、いつのまにか、つばさがついているのです。
ところが、夢がかなわないように、あれこれじゃまをする 悪の軍団がいました。リーダーは、ソレハムリです。彼らは、女の子たちのポケット、くつ、カバンに、小石をつめこむんで、空を飛べなくしてしまうのです。
新聞掲載
2021年3月2日 神奈川新聞でご紹介いただきました。