LOS SONIDOS DE LA NOCHE

■    原書の情報

タイトル:よるのおと(LOS SONIDO DE LA NOCHE)

文:ハビエル・ソブリーの(JavierSobrino)

:エミリオ・ウルベルアガ(Emilio Urberuaga)

発行年:2012年 

出版社:EDICIONES EKARÉ

 

■   あらすじ

おひさまがしずみ、ジャングルによるがやってきました。どうぶつたちは おやすみのじかん。みんな、うとうと ねむりにつく…とおもったら、

 

このおと、なあに?

 

ぶううああ  ぶうううあ  ぶううう。

 

ちぢこまって ないている こえのぬしは、ゾウのぼうや。もりのどうぶつたちは、あれこれ ぼうやのほしいものを もってきます。

けれど、ぼうやは、ちょっとだけ なきやむと、やっぱり5ふんご、10っぷんご、ぶううああ、 ぶうううあ、ぶうううーーー。
森のどうぶつたちも、こまりはててしまいます。これでは、ゆっくりねむれやしない!

 

だけど、だいじょうぶ。さいごは ちゃんと なきやんでくれるんです。

だって、ママにあえたから。ゾウのぼうやが まっていたのは、そう、だいすきなママのキスだったんです。

 

ティップ タップ、ティップ、タップ…。

ジャングルにあめがふりはじめました。ジャングルのよる、どうぶつたちは すやすやと、 ふかいねむりにつきました。

 

■   感想

昔、我が息子たちと日々奮闘していた夜泣きとの戦いを思い出しました。あかちゃんは泣くのがお仕事…と分かっていても 夜泣きはたいへん。我が家は絶叫マシーンのように泣く双子だったので、当時は夜が勝負といった日々でした。

 

朝の来ない夜はない。永遠に続くと思われたあの日々も、10年たった今では懐かしくもあります。あかちゃんにとって、なによりいちばんはママなのですね。それから不思議と、雨の音は眠りを深くするのはどうしてでしょう?自然の音は心地よい子守唄になってくれるんです。

ジャングルの動物たちが魅力たっぷりに描かれた楽しい絵本です。

 

■   作者について:

文:ハビエル・ソブリーノ

1960年、スペインのアストゥリアスに生まれる。1984年から小学校で教師をしている。現在まで15冊以上子どもの本を出版しており、そのうち絵本は12冊である。1987年から児童文学誌『ペオンサ』の出版にも携わっている。

 

絵:エミリオ・ウルベルアガ

1954年スペインのマドリード生まれ。1982年より児童文学に携わっている。スペインの児童文学界における最も著名な画家のひとり。2011年、スペイン文化省より、国民イラストレーション賞受賞。

 

■  おはなしのいちぶ

あめふりのジャングル、

おひさまが もりに しずむころ

ひるのおとが きえていく。

まいにち まいにち…。

 

おつきさまが やまから すがたをみせると

よるのおとが はじまる。

まいばん まいばん…。

 

どうぶつたちは おやすみのじかん

ジャングルの こもりうたにゆられて、うとうと

いつのまにか ねむりにつく。

 

とおもったら…、このおと、なあに?

 

ぶううううあ、ぶううううあ、ぶううううあ

 

 

………………………

 

「ぼうや、なぜ ないてるんだい?」

「だって…ひっく…ひっく、だって、おなかがすいちゃったんだもん」

「よし、おいしいはちみつとマンゴーを もってきてやるよ。

ほら、もうだいじょうぶ。これで、おなかもいっぱいになって、なみだも とまるだろう」

こうして どうぶつたちは ようやく ねむりについたのです。

ところが、これであんしんとおもいきや、4ぷんご…。

 

このおと、なあに?